EOS 7D の動画使用における考察と実践 2
・EOS 7Dの検証ーレンズ解像力
現在当方環境にてEOSに装着することができるレンズは5本
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※CANON以外のレンズは全てマウントコンバーターにて装着
※マウントコンバーター自体の精度という問題点は残る
※レンズに張られた白いテープは「ピント打ち」の為(解説は後述)
解像力検証にあたり、考慮しなければならない事にピクチャースタイルの「シャープネス」があります。解像力チャート撮影にあたりピクチャースタイル「スタンダード」(シャープネス3)を選択しました。これは下の写真でも分かるように「シャープネス」が0では甘く感じすぎてしまうためです
シャープネス 0 100%拡大 |
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撮影データ ISO 100/ 1/50 / F11 |
CANON EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS (シャープネス 3)
CANON EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS、ズーム域全体に渡り解像力的には問題なさそうである。シャープネスを上げすぎると境界にモスキートノイズが発生しはじめているのが分かる。シャープネス3ないし4ぐらいが妥当ではないだろうか
Ai Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5 100%拡大
撮影データ ISO 100/ 1/50 / F11 |
Ai Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5 (シャープネス 3)
Ai Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5、EF-Sレンズに比較すると若干解像力は甘めか。しかしこの倍率のわりにはしっかりしている印象。シャープネス5ないし6程度が妥当なところか。
Ai Zoom Nikkor 25-50mm F4 100%拡大
撮影データ ISO 100/ 1/50 / F11 |
Ai Zoom Nikkor 25-50mm F4.5 (シャープネス 3)
Ai Zoom Nikkor 25-50mm F4、結果はごらんの通りで使用には耐えないだろう。25mm側では問題ないが50mm側では甘すぎる。
Carl Zeiss Tele-Tessar 3.5/200
Carl Zeiss Tele-Tessar 3.5/200、切れの良さはさすがCarl Zeissと思わせるものがある。フィルム時代も単玉と言えばZeissだった。シャープネスも3以上はいらない感じだ。ただ若干フレアを感じているかもしれない。
Carl Zeiss Planar 1.7/50
Carl Zeiss Planar 1.7/50、単玉らしい高解像力で描写も素直。シャープネスも3以上はいらない感じだ。