鏡のない家に光あふれ

1996年 16mm

幼い頃に全盲となった斉藤百合の、戦後亡くなるまでの生涯を追った記録映画である。斉藤百合は劇団民芸所属の女優、斉藤美和さんの母でもあった。その斉藤美和さんを通して百合の足跡をたどるという構成である。日本全体が戦争へと向かっていた時代に、全盲女性としての生き方を模索していた百合は盲人の為の盲学校を自ら設立、盲聾唖者地位向上の礎を築いた。監督の渋谷昶子さんとはこれが初めての仕事となった。 この作品では、編集を体験させてもらった事が想い出深い。もともと自主映画をやっていた事もあって、映画作りの全ての領域に関心があった。 キャメラマンが編集もというのには色々と批判もあるかと思うが、私にとっての映画作りとは、全体を総合的に判断していく力量が必要だと思っているからである。それによって、逆にチームワークの大切さが判るのだと思う。とにもかくにも、我侭とも受け取られる状況を許してくれた渋谷監督にはこの場を借りてお礼を申し上げます。 

監督 渋谷昶子


鏡のない家に光あふれ

鏡のない家に光あふれ

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鏡のない家に光あふれ

鏡のない家に光あふれ

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