1992年 16mm
まだ助手の仕事をしていた時期だったが、実質的なプロとしてのデビュー作だと思っている。
福井県大飯町にある大飯原子力発電所のPR館用の映像で、文字通り大飯町の四季を記録した作品。
完成はわずか10数分の作品だが、Filmはいくら使ってもいいという状況だったので、
新人キャメラマンとしては結構余裕が持てる作品だった。
特に印象的だったのは、撮影初日の小学生達の登校シーンと秋の神社のシーン。
まずは桜の花が満開の頃、小学生達の登校風景を撮影していた時。
短時間の中で縦位置と横位置の2つを撮影し、構成するつもりだった
(大都市近郊の学校とは違い、生徒数が少ないので1回の登校時間が短い)。
最初は工事用のクレーンから桜の枝越しに小学生達の列を縦の構図でねらっていたのだが、
思いのほかクレーンの操作に手間取り、もう最後の一団が見えてきてしまった。
あわてて横位置の場所についた時には、まさに最後の一団がねらっていた桜の木の数メートル手前までせまっていた。三脚のレベルをとるのももどかしく、撮影したのが下のCUT、
監督 渡辺ゆかり