sticky
2010年
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「MUTO a wall-painted animation by BLU」
実際の壁や塀にペイントした画が動き出す不思議感
「LUIS」
上の作品と似た手法だが、よりダークな印象
「Field」
CGによる抽象表現
「(autumn)」
ダイナミックな日本の風景
「Alma」
フルCGのちょっと怖い短編作品
「Invasions」
地球にやってきた可愛い異星人の冒険
センサー・アパチュア サイズ比較表

「Massive Attack-Splitting the Atom-directed by Edouard Salier」
静止した時間の中を浮遊するカメラ。その妖しい魅力
「Canon 550D / T2i production video - Zhongguancun gadget city」
中国の秋葉原。何んでもありそうなのが凄い
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大型センサーの時代
NikonD90やCanonEOS5Dの登場以来大型センサーを採用したカメラが次々と世に出はじめています。
もちろんそれ以前にも大型センサーのカメラはあったのですがそれらは完全にプロ用で価格も数百万から数千万までに渡っており、とても一般人の手の出せる物ではありませんでした。EOSシリーズはその壁をいとも簡単に崩してしまったのです。ただしそれは、一眼ムービーカメラがそれら高価なカメラと同じという意味ではありません。そこには「静止画を撮る為のカメラ」と「動画を撮る為のカメラ」としての違いが大きくあると思うのです。
このセンサーの大型化は何をもたらしてくれたのでしょうか。
8ミリフィルム時代から焦点深度を浅くする事が夢だった世代としては本当に隔世の感があります。最初は写ることにただただ感動していたものが、どこか「映画」との差を意識する最初の場面がこの深度の違いだったのではないでしょうか。
では深度が浅いことがどのような効果を生むのでしょうか。一番大きな効果は、被写体と背景を分離し被写体を浮き上がらせること。これを小さなセンサー(デジタル)またはアパチュア(フィルム)で行おうとすると必要以上に絞りを開けて行くか、焦点距離を長くするしか方法がありません。しかし撮影の際はサイズの問題もあり、焦点距離を長く出来ない場合が多くなります。
例えば、6畳間でバストショットを撮る場合を想定すると物理的な引きの問題などで壁際までカメラが下がって撮らざるえないことが多い。この時に小さなセンサーのカメラでは20ミリ程度の焦点距離だとすると、記録するセンサーが大きなカメラではより広い範囲を写すことができる訳だけであるから40ミリや50ミリでほぼ同じサイズとなる訳です。50ミリと20ミリでは当然50ミリの方が被写界深度を浅くすることができます。こうすることで小さなセンサーのカメラより大きなセンサーのカメラの方が背景をぼかすことができる訳です。背景をぼかすことで主題に焦点があたり観る者に明確に意図を伝えることができます。レンズの光学的な特性はセンサーサイズには依存せず、例えば20ミリはどんなカメラでも基本的に20ミリの特性をあらわします。広角には広角の面白さがありますが、小さなセンサーではどうしても小さな焦点距離に片寄ることが多くなってしまう傾向にならざるを得ません。
一眼ムービーはその時代を切り開いた功績に異論はないのですが、やはり静止画を撮るカメラであることには変わりはなく、ムービー撮影での使い勝手は悪いと言わざるを得ません。最近のムービーカメラがセンサーの大型化へ追いついてこようとする傾向はムービーを主とする者からみると大変ありがたいことではあります。
・NEX-FS100JK
・RED ONE
しかし残念ながらまだまだどこか不完全な感は否めないのではないでしょうか。コストの面からみてももうしばらく一眼ムービーの存在は大きなものであり続けるでしょう。しかし静止画と違い、時間軸と三次元的な空間軸、そして音声を持つムービー撮影にはやはりそれなりにブラッシュアップされたカメラが求められていると感じます。
6/16
大型センサーの展望
一眼レフスチールカメラの世界でNIKONのD90から始まった本格的な動画機能の搭載もややスピードが衰えてきたような感がある。SONYも一眼動画の世界へ乗り出し、パナソニックも新製品を投入してきているが、その仕様に特筆するような変化はなく、一眼動画の世界というか仕様がほぼ安定へ向かっているような状態だ。筆者もEOS 7Dを導入し、様々なテストを繰り返してきた。
・EOS 7D の動画使用における考察と実践
現在の感想としては、一眼カメラに共通する特徴であるセンサーのサイズは充分魅力的であるが、逆に一眼レフカメラ故の制約も多いのだという事にあらためて気がつく結果でもあった。しかし、時代は確実に前進している。いずれ、大型センサーを持った民生用のビデオキャメラが登場するのは必至なことであろう。既にパナソニックがマイクロフォーサーズサイズのセンサーを持つビデオキャメラAG-AF100をNABで展示したと聞く。何だかワクワクしてきませんか。8ミリフィルムから始まって、16ミリ、35ミリ、70ミリ。そしてビデオになり2/3インチ、1/2インチ、1/3インチ様々なフォーマットを経験してきた身にとっては各フォーマット故の制約がなくなる時代がもうすぐそこまで来ていると感じます。そう今一番願っているのは適度な大型センサーを持つビデオキャメラ。スチールではなくあくまでビデオキャメラ(動画を撮るキャメラ)で実現してもらいたいのです。8ミリキャメラを初めて手にした時、自分にも「映画」が撮れると確信したあの日。撮影していない時でも、キャメラを飽きる事無く眺めていられた日々。たとえ、8ミリでもファインダーの向こうにはシネマスコープやビスタビジョンの画面を見ていた。そして今またあの時と似た感動を味わえるかもしれないという期待。
RED ONEやF-35ではなく、もっと8ミリや16ミリのような感覚で35ミリ映画を撮れるキャメラの登場を心待ちにしています。それは後数年できっと来ます。実は今、EOS 7Dを使って短編映画を撮ろうとしているところでもあります。初めての一眼動画世界。どんな発見が待っているのか。本当に楽しみです
8/7
EOS 7D インターバル撮影
先日、EOS 7Dにてインターバル撮影をする機会を得ましたので覚え書きとして記述します。
・撮影設定;JPEG M(※RAWデータ無し)バッテリーLP-E6
・リモートスイッチRS-80N3
・30秒ごとに1コマ打ち
EOS本体バッテリーLP-E61本で約10時間作動。
8/12
ファイルベース収録の注意点
先日P2カード収録中に事故がありました。覚書です。HVX-205Aにてインターバル撮影中の事です。この時、純正のバッテリーではなくSG-1000というアウトドア用の12VバッテリーからDCーACコンバーター(カー用品として売られているもの)を介し、純正のACアダプターによって電源供給していました。撮影当初は順調に動作していたのですが約5時間後動作が止まり、強制的にカメラのパワーが切られました。その際、カメラ本体のバッテリー表示は純正でないせいか、警告も何も表示されずいきなり終了します。確認すると、収録していたファイルが再生不能となりファイル自体も数キロバイトしかなく、完全にファイル自体が壊れていました。
この事を受け、後日テストをしたところ以下の事が分かりました。
○撮影中(ファイル作成中)に強制的に電源を落とすと、ファイルが壊れて再生不能となる。
○ファイルが壊れる現象は以下の状況で起こる。
・付属ACアダプターにて電源供給、収録中に強制アウト(コンセントからプラグを抜く)
・付属純正バッテリーにて電源供給、収録中に強制アウト(バッテリーを強制的に外す)
・純正バッテリー以外で電源供給、収録中に強制アウト
※上記全て、インターバル、通常撮影共通
○ただし純正バッテリーが容量を使い切って自然に電源が切れる際はファイルは保護されている。
※この場合は本体警告ランプも点灯、液晶に警告も表示されます。
○純正以外のバッテリーでも強制終了以前にカメラスイッチで任意にストップする場合はファイルは保護されている。
おそらく、強制終了してしまった時にはファイルが正しく保存されない事が原因と思われます。冷静に考えれば予測はできた事かもしれません。しかし、開始後強制終了直前までは問題なく収録動作するだけに油断がありました。
この事から言える事は長時間収録等でAC電源供給している際にもしも停電や不意にコンセントが外れるなどの事態が起きた場合、ファイルは一切助からないという事です。今回HVX-205Aでしか検証していませんが、他のファイルベース収録カメラでも同様の事は起きる可能性があるのではないでしょうか。
8/28
Panasonic AG-AF105
Panasonic AG-AF105が発表されました。
マイクロフォーサーズマウント採用でアダプターでPLマウントへ変換することも可能。
センサーサイズはマイクロフォーサーズ準拠。
記録はAVCHD。
1080:1080:59.94i/50i/29.97p/25p/23.98p720:59.94p/50p/29.97p/25p/23.98p
記録メディアはSDカード。
バリアブルフレーム対応。
Sony NEX-VG10が民生用なのに対し、こちらは業務用なのでタイムコード、XLR入力を備えています。動画の場合、7Dで実際に使用してみて写真用レンズの使い辛さはかなりあります。このキャメラがPLマウント変換で映画用レンズまでカバーできる事はかなり評価できます。ある意味、コーデークの違いはありますがRED ONEに迫るキャメラとも言えると思います。そして価格はRED ONEの更に半額近い価格が予定されているようです。ビデオキャメラにも大型センサーの時代が本格的に訪れました。
9/27
Twixtor ツイクスター
Twixtor ツイクスターというプラグイン。
After EffectsとFinal Cut Pro、Premiere Pro、Avid等で使用出来るスローモーションエフェクトです。そのスムーズなスローには驚嘆するものがあります。フレーム補間の際、存在しない中間フレームを作成することでこれを実現しているようです。ただし、おそらくプロ版ではなく通常版であろうと思われますが苦手な被写体もあるようで、下のテスト映像のうち直進移動で人物を追っているカットでは壁面のヒーターと窓枠が時々破綻しています。¥癖を知った上で撮影素材を選ぶ必要はありそうです。詳しくは(株)フラッシュバックのページへ、
(株)フラッシュバック Twixtor ※リンクは最新版「Twixtor v7」(2023/5)
11/5
Landscapes: Volume One
ACL Digital Cinema Demo Reel
TimeScapes: ACLture
Canon 5Dmk2 on MikroKopter HexaKopter XL
まだ「ドローン」という言葉も一般化していなかったとき、この映像を見て創造を刺激されていました。実は購入しようと調べたのですが部品で購入して自分で組み立てるものだと知り流石に断念しました。※後にDJIのInspireを購入
11/9
YouTube
先日YouTubeに投稿したCG作品が再生回数23,000を超えていた。YouTubeの全部が分かっている訳ではないのだが、たった一日でである。正直驚いた。恐るべしYouTube!
12/20
EOS 7D LED信号機 フリッカーテスト
仕事の関係でLED信号機のフリッカーについて検証してみました。
カメラ:EOS 7D
レンズ:AT-X 116 PRO DX(※本番時に使用予定)
・シャッタースピード変化にともない絞りで調整。
1/30
1/50
1/100
1/160
1/200
1/500
1/1000
1/100以上のシャッタースピードでフリッカーを起こすようです。
12/26
Winter Tale (stop-motion animation)
Mary Christmas!!クリスマスにちなんだ動画を