人間劇場
みすてられてなるものか

1999年

今ではなくなってしまった番組だが、この「ドキュメンタリー 人間劇場」はいい番組だったと思う。 キャメラマンとして2本関わらせてもらった内の1本である。この作品をきっかけに、カメラと被写体との距離感を意識するようになった。「レンズ 対 被写体」よりも「キャメラマン 対 被写体」の方が、映像として映った被写体が活き活きしているのに気がついたのだ。最終仕上げの時、ナレーションを担当していただいた香川京子さんにお会いしたのだが、溝口作品や黒沢作品、そして私にとっては『モスラ』の人なので、緊張してまともにお話もできなかった。(サイン貰いたかった!)しかし、この作品のキャメラマンとして紹介された時、労をねぎらっていただき、最高に幸せでした。

監督 山本洋子


みすてられてなるものか
みすてられてなるものか
みすてられてなるものか
みすてられてなるものか
みすてられてなるものか
みすてられてなるものか